復刻『青ちゃん新報』裁判長、仕切る!キレる! 2014年1月29日

復刻!青ちゃん新報2電子版

朝はさわやかに……訴訟は厳しく
でも、ここまで言わせるか!?
「おはようございます」
 東京地方裁判所第104号法廷。午前10時。今日も齊藤啓昭裁判長の法廷内に向けた〝朝のご挨拶〟から平田信被告の裁判ははじまった。
「では、今日の審理をはじめます」
 これまでいろんな裁判を見てきたが(それは裁判員裁判がはじまったあとも)、開廷の前にちゃんと丁寧に〝おはよう〟の挨拶のできる裁判長というのも珍しい。
 それは、閉廷の時もいっしょで、証人がいればまず証人が、次に裁判員が退廷して、それから被告人が施錠をされて退廷したあとに、傍聴人はさっさと退廷しなければならないのだが、その前にもひと言、
「たいへんお待たせいたしました。では、傍聴の方も退廷してください」
 と、気遣いのひと言が加わる。 
 あるときは、開廷前の法廷内撮影が終わったあと、ふたりの裁判官が裁判員を迎えに出ている間に、ひとりになった法壇の上を右から左へせわしく動き回り、設備の点検をしたり、裁判員の為の椅子を整えたりと、刑事裁判を取り仕切る裁判長としては、珍しい姿を見せるのだが……
 これが訴訟指揮となると、掌を返したように手厳しい。
 齊藤啓昭裁判長・法服 平田公判の訴訟指揮をとる齊藤啓昭裁判長

 今日の平田公判には、最初に仮谷事件で現場を目撃した一般男性が証人出廷した。いうまでもなく、事件当時の目撃者だけに高齢になっている。その証人が、手に防寒具を持っているのをみると、
「上着をお預かりしましょうか」
 と、気遣いのひと言。証人が、大丈夫、と答えると、
「こういう場で緊張されていると思いますが、質問の意味がわからなかったり、聞きづらいところがあれば、聞き直してもらって結構ですから」
 と、これまた気の利いたひと言。
 そうしてつつがなくこの証人尋問が終わった(15分で済んだ!)、その次の証人尋問から、本領は発揮されていく。
 証言台には傍聴席から証人の姿が一切見えない遮蔽板が用意され(この裁判はやたらに遮蔽が多すぎる!)、そこに平田被告の共犯とされる元信者が出廷した。仮谷さんを拉致した車の運転手役だったが、もう刑期も終えて社会復帰して過去の教団との関係も隠しているから、名前も公にしたくないのがその理由。だけど、個人的には教団で半ば強制的に整形手術を施されちゃった、いまの顔を見てみたかった……え? なんで顔に整形手術が必要だったか? それは平田被告と同じように教団で最初に……って、これ以上は差し控えるけど。
 結果から言えば、この証人も平田被告が主張するのと同じように、事前に拉致の計画は知らされていなかったことを証言している。その証言を引き出すため、この日は弁護側の主尋問からはじまったのだが……。
 昼の12時をまわったところで、弁護人が尋問の区切りがいいことを伝え、ここで休廷に入りたい旨を伝えた。すると、

齊藤裁判長「あと、どのくらいですか」
弁護人「3分の2は終わりました」
齊藤裁判長「(ちょっと驚いた顔をして)予定の時間は過ぎてます。もっと、簡潔にできませんか」
弁護人「もう少し訊きたい」

 そこでさらに不機嫌なる裁判長。

齊藤裁判長「事件のところはそれでいい?終わりました?……午後も続けますけどね、簡潔にしてください!」

 で、午後1時30分。再開廷。
「お待たせしました。午後の審理をはじめます」
 と、これまた裁判長の気の利いたひと言ではじまると、恐縮したように弁護人が、
「あと10分で終わります」
 と告げて尋問再開。ところが、それから10分もたたずに主尋問が終わると、検察側の反対尋問に。すると、しばらくして、裁判長から検察官に注意が飛ぶ。
「声が小さいですから、もっとはっきり」
 で、検察官が気合いを入れ直してたった1問訊ねたところで、
「それは、事件のことと関係あるんですか! そのくらいにしてください!」
 尋問の内容は、確かに仮谷事件から逸れて、教団が引き起こしたまったく別の拉致事件に移っていた。
 さすがに、裁判長からきつく言われては、検察も右往左往。しばらくヒソヒソの相談があったあと、ベテランの検察官が立って、ひと言。
「終わります」
 ありゃりゃ、厳しく言われて検察官も尋問をやめちゃった。と、思ったら、すぐに齊藤裁判長が場を取り繕うように「では、私から確認しますが……」と言って、直接証人に尋問をはじめて、仕切りはじめちゃったのだ。よっぽど、弁護側検察側双方の尋問に物足りなさを感じたらしい。本来なら、ここで裁判員に質問させる時間をとるはずなのに、先行して自分で聞きはじめちゃうんだから。まるで、余計なことばかり訊いて肝心のことを訊いていない弁護人や検察官のなすべき本来の仕事をフォローするように。
 案の定、齊藤裁判長がひととおり納得いくまで尋問すると、ここで休廷に入り、再開廷するとこんどは裁判員、裁判官、そして再び裁判長ご本人と、また裁判所からの尋問を繰り返す有様。途中で裁判長さんが入って仕切らなければ、尋問も的確に進まないほどに、この裁判は迷走しかけている。
 その伏線なら前日(28日)にあった。
 いや、それどころか、この裁判長はキレた。

裁判長キレる!
「無駄だからやめてください!」

 それは28日の平田公判でのことだ。
 この日は、平田被告が起訴されている事件の共犯ではまったくない元教団信者の杉本繁郎服役囚が法廷に出廷した。杉本服役囚といえば、地下鉄サリン事件の運転手役であり、教団内の信徒リンチ殺害事件2つに関与して無期懲役の刑が確定している人物。
 実は、地下鉄サリン事件の運転手役の候補に挙がっていた平田被告は、実際に事件の前日に実行犯と駅の下見にまで行っている。そのときに行動を共にしたのが杉本服役囚で、つまり平田被告は地下鉄サリン事件の計画を知った上で自作自演事件(爆弾事件と火炎瓶事件)に加わっていたことを証明したいらしい。つまり、一連のテロ事件を認識、共謀の末に爆弾を仕掛ける手伝いをした、と言いたいのだ。
 ところが、この裁判における検察側、弁護側双方のあまりの尋問の下手くそぶりは、本紙が既報した通りで、そこに齊藤啓昭裁判長ですら、ウンザリしたような指導が飛ぶ。
 杉本服役囚は、地下鉄サリン事件の起きる数ヶ月前まで第7サティアンにあったサリンプラントにサリンの原材料を運ぶ仕事に就いていた。それが平成7年1月1日の読売新聞のスクープによって、急遽このプラントを隠蔽するために張りぼての神殿(宗教施設)に作り替えている。ここに案内された宗教学者の島田裕巳氏が〝素晴らしい宗教施設〟と持ち上げてしまうわけだが……。
 まずサリンの能力について言及した検察側の質問に、「サリンの能力を訊くことに何の前提があるのか」と弁護人が異議を唱えると、さすがにこの時の齊藤裁判長は「もう少し裁判所は伺おうと思います」とやんわりかわす。
 ところが、島田氏を案内したこの時のサティアン内部の構造を根掘り葉掘り訊ね始めると、こんどは弁護人の異議を認めるように、
「それを訊くことに、どういう関係があるのですか」「次、いってください!」
 この辺りから雲行きは怪しくなってきた。
 それから尋問は進み、具体的なサリンの生成では時間はかかるし、実際に蒸溜するとガラス管に凝固物が溜まってたいへんだの云々……と、まあ、どうでもいいといえばどうでもいいような話を杉本がウダウダとはじめたところで、
「検察官、(尋問が)長いですけど、サリンのことを聞いているんですか」
 と嫌味交じりのような指導が入る。確かに、平田被告の裁判とサリンは直接的な関係はない。もう午前中の尋問から、イライラのご様子。
 で、事件は、午後の弁護側の尋問のときに起きた。
 最初の指導は、弁護人が過去のオウム裁判における杉本服役囚の証人出廷回数を訊ね、「死刑囚で6人、有期無期刑で9人。複数の事件に絡むから合わせると17〜8回は出廷している」と杉本が答えた次になんと!(さすがに本紙記者も驚いたが)取り調べの回数まで訊こうとしたときだった。

齊藤裁判長「取り調べの回数まで答えることに意味があるんですか」
弁護人「信用性の確認です」
齊藤裁判長「裁判の証人にそれだけ出て行っていると言っているから、いいじゃないですか!」

 確かに、あれだけの事件を起こした取り調べの数なんて、覚えられる回数じゃないだろう。
 すると、こんどは杉本が証人出廷したときの証言の内容を確認に入る弁護人。裁判記録を読み上げ、この時にこう言っているか、あの時はこう言っていないか、とか、10年以上も前の証言をあれやこれや確認に走る。さすがに杉本も「残念ながら覚えていない」を繰り返し、それでも執拗に確認作業を続ける弁護人に、メモをとる手を止めて、むくっと顔を上げた裁判長が呆れたようにひと言。

齊藤裁判長「弁護人、どのくらい続くんですか!?」
弁護人「もう少し。証人の信用性にかかわります」
齊藤裁判長「もう、過去の裁判は覚えてないと答えている!」

 同じ質問は避けます、弁護人はそう答えて、別の質問をはじめた。ところが、そこでこの日の午前中に杉本が答えた内容を、まるでメモを読み上げるようにそっくり繰り返し、こう言っているが間違いないか、という質問をはじめたものだから、さすがに裁判長もキレた。
「主尋問で答えたことと同じだと思いますよ!」
 そして続け様にこう言い放ったのだ。
「無駄だからやめてください!」
 弁護人の尋問に「無駄」と言い放ち、「やめてください!」と注意する裁判長もはじめて見た! そこまで言わせるとは……明らかに激昂していた。
 因みに、この日は傍聴席に島田裕巳氏がいた。彼の周辺では、必ず誰かが爆発するらしい。
 オウム事件は、いろんな事件がいろんな人たちによって複雑に絡み合う組織犯罪である上に、時間の経過が人々の記憶を薄れさせる。そこに尋問の下手くそぶりが加わる。いや、ひょっとして午後になると自然と裁判長の機嫌が悪くなるだけかも知れないが、そこに迅速な裁判員裁判の審理を望んで時間を気にする、裁判所の意向も加わって、裁判は混沌としてきている。
 もうちょっとうまく裁判が進まないかな。



フクシマカタストロフ カバー・帯 http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163900148
 あと2日!

スポンサーサイト

復刻『青ちゃん新報』あえて激昂社説!NHKは異常だ!

復刻!青ちゃん新報2電子版

あえて怒濤の社説
NHKのオウム報道は酷すぎる!
偏向だ!異常だ!国民を欺く売国奴だ!

 ほんと、NHKって、おかしいね! 異常だね!
『A3』を読んで、ラジオのニュース番組に採用するなんて。
 地下鉄サリン事件で麻原彰晃(本名・松本智津夫)の指示はなかったと言い放っている輩ですよ。
 それ以上に、嘘を満載しているトンでも本の筆者ですよ。
 わかっているんですか!
 大問題でしょう!

http://www.huffingtonpost.jp/tatsuya-mori/hirata-makoto-trial_b_4649694.html


 朝日新聞までいっしょになって。
 もはや、これを読む限りにおいても、この人こそ〝病気〟だと思うよ。

 そんな基本的で重大なことを〝知らなかった〟というのであれば、NHKの取材能力の著しい欠如を疑わざるを得ない。
 この『A3』については、これまでにずっと指摘してきている人たちがいるでしょう!

『抗議書』掲載


 そうじゃなくても、『未解決事件シリーズ』のオウム報道は酷かった。

酷い!NHK「未解決事件シリーズ」の虚偽報道


 どうもNHKは、オウム報道において、作為的に操作し過ぎる。
 偏っている。
 国会の首相発言どころではないね!

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL280QC_Y4A120C1000000/

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140128/plc14012817110017-n1.htm

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140128/k10014839701000.html




復刻『青ちゃん新報』法廷場外乱闘!酸素吸入器片手に激昂!! 2014年1月27日

復刻!青ちゃん新報電子版

酸素吸入器片手に場外乱闘!
「被害者の会」会長、激昂す!!

 朝9時過ぎ。冬の寒さが身に染みる霞が関の官庁街。その一角にある東京地方裁判所の玄関脇では、酸素吸入器とボンベを引きながら、傍聴券の抽選を待つ人の姿があった。
 かつて「オウム真理教被害者の会(現・家族の会)」と呼ばれた団体の会長を務めていた永岡弘行さんだ。
 永岡さんは、昨年、大病を患い手術を受けてから、酸素吸入器が手放せなくなった。そうでなくてもご高齢の身体。朝の寒さは身に応えるだろうに、それでも平田信被告の裁判を傍聴するために、朝から抽選に並んでいる。
 この日は、火炎瓶事件の共犯者とされる山形明服役囚が証人出廷する。山形は、VX事件の実行役として永岡さんにVXをかけ、重傷を負わせた人物でもある。そのいまの姿を見たかったこともある。
 午前10時の開廷前。傍聴券を手にした永岡さんが、第104号法廷の前の廊下で座って待機していると、優先的に傍聴を許可され、目の前を通り過ぎていく男性がいた。その姿を見るなり、それまで柔和だった永岡さんの表情が激変する。
「どうして、あんな男が、こんなところに……!」
 そして、事件は午前11時過ぎにとられた休廷の時間に起きた。
 傍聴席からもとの廊下に出てきたところで、永岡さんがさっきの男に激昂して怒鳴りかかったのだ!
 相手の男は島田裕巳氏。宗教学者で、平田信被告が起訴されている爆発物取締罰則違反事件で、当時の自宅マンションの玄関に爆弾を仕掛けられた、いわば、この裁判の被害者にあたる。
 この日の山形明服役囚の証言によると、火炎瓶を投げ込みに出かける直前に、爆弾を爆発させて杉並区内の一軒家のアジトに戻ってきた井上嘉浩死刑囚は、非常に興奮した状態で、
「バクダン、バクダン! 花火みたいに凄かった! ヒロミちゃん、ヒロミちゃん! もう1回やれば完璧だ!」
 と、喚き散らしてはしゃいでいたという。
 だが、そもそも、彼の自宅マンションに爆弾が仕掛けられたのは、彼がオウム真理教にもっとも好意的でシンパシーを抱いていてくれる宗教学者だったから。オウム側もそれを認識していたから。その学者宅にわざと爆弾をしかけ、誹謗中傷するビラを撒くことで、翌日に予定されていた(そして実行された)地下鉄サリン事件が、オウムに敵対する勢力によって引き起こされたとカモフラージュできるから。その目的で、このあと東京・南青山にあった東京総本部道場に火炎瓶を投げ込むことと同様に、あえて身内を傷つける自作自演事件を引き起こしたのだ(本当にそれで攪乱できると考えていたところが、あらためて考えてみると恐ろしい)。

永岡弘行 酸素吸入器を引きずりながら法廷に通う永岡弘行さん

 平田信の裁判でも、この頃、サリンプラントが建設されていた第7サティアンを訪れた島田氏が、そこを宗教施設として絶賛し、教団を持ち上げる内容を書き連ねた『別冊宝島』の署名原稿が検察側の証拠として挙がっている。
 永岡さんの怒りは、そうして裁判で明らかになる以上に、オウム真理教を賞賛し「素晴らしい」と声を大にして語りかけ、それを信じてオウム真理教に入信あるいは出家していった多くの人たちの姿を、目の当たりにしているところにある。彼にしてみたら、多くの人々をオウムという不幸に陥れた原点にある人物に映ってならなかった。
「あいつのお陰で、○○千万円(教団に)持っていかれた人だって、知っているんだから」(永岡談)
 そうした事態に、いまになっても何の言及もしないことに、永岡さんの怒りは一段と増す。
 さすがの剣幕に、それも酸素吸入器とボンベを引きずりながら、怒りを爆発させる姿に、周りも宥めに入ったらしい。
 それでも収まらない永岡さんの激昂に、島田氏は当時の彼の言動について、
「それは、受け取りようですから」
 と答えて返していた。それがまた周囲の耳目を集める。
「永岡さんが怒るのも無理ないよ」周辺からは同情の声が挙がる。
「朝も早くから一般傍聴として並んで傍聴券を手に入れているのに、それが被害者として優先的にそういう人に傍聴席が用意されちゃうんだから」
 だが、爆発事件については、やっぱり島田さんが被害者のはずなのだが……。

被害者なのか!? それとも加害者か?
 島田氏についていえば、最近でこそ週刊誌に連載を持つなど、活躍の場を広げているが、地下鉄サリン事件が起きてからは強烈な批判に晒され、当時あった大学教授の地位も追われた。生活も困窮したようで、その頃の彼に一度だけ会ったことがある。事件のあった当時よりも、そしていまの姿よりもずっとやつれて、憔悴していた姿を見ている。傍目にも、かなり苦労もしていることがわかった。それに、間違いなく、教団によって爆弾を仕掛けられた被害者であるはずなのだが……。

「青ちゃん、やっちゃったよ……」
 落ち着いたところで、法廷前廊下の長椅子にいた永岡さんの隣に、本紙記者が腰を下ろすと、まずそうひと言があった。そして、
「疲れたから、ここで少し休むわ」
 午前中の再開廷後の傍聴席には、永岡さんの姿はなかった。
 独りで法廷の外にいた。
 そして、昼の休廷に入ったところで、さすがに事態を察知した検察官たちも心配したように、法廷廊下に姿を現し、永岡さんを取り囲んでいた。そりゃそうだろう。だって、自分たちが提出した証拠で島田氏がオウム真理教を支持して持ち上げていた当事者であることを立証しているのだから。永岡さんのお怒りはごもっとも、と言うしかあるまい。だけど、昔の検察ならそこまで気にはしなかったかもしれない。よほど、痛々しく見えたのか。
 被害者のはずが、いつしか加害者になる。永岡さんも子どもたちを取り戻すべく被害者の会を立ち上げたところ、事件が発覚してみれば、その会員に事件を引き起こした信者の親もいた。被害者のはずが、いつの間にか加害者になっている。だから、事件の被害者には頭を下げる。
「なのに、あいつときたら……」というところに、義憤の種がある。
 この事件の複雑な構図。そして拭えない不幸。
 それと、もうひとつ気付いたこと。
 どうも島田裕巳氏の周りには、あの当時から今日に至るまで、爆発物がついてまわる傾向にあるらしい。
 今日は法廷の外で、そのひとつが爆発した。



フクシマカタストロフ カバー・帯 books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163900148


『フクシマ世代』の人々へ

「フクシマ世代」という言葉があります。
********************************
 東日本大震災の直後からチェルノブイリ原子力発電所のある地元ウクライナの医療関係者が使っていた言葉です。
 史上最悪と言われるチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故が起きたとき、この世に存在し、周辺地域で被曝した人々のことを「チェルノブイリ世代」と呼んでいます。
 原発事故で子どもの甲状腺に癌が多発したことは、いまではよく知られていますが、これも事故のあとに生まれた子どもたに発症の傾向が見られなかったことから、「チェルノブイリ世代」と原発事故の因果関係が認められたものです。
 そして、「チェルノブイリ世代」を苦しめているさまざまな健康被害は、確実に「フクシマ世代」にもやって来ます。
 事故直後から今日に至るまでの日本政府の対応も、被害を食い止めることのできなかった大きな要因でしょう。
「フクシマ世代」とは言いますが、あの事故の当時は確実に東京も被曝しています。限定された地域ばかりの話ではありません。あのとき、東京に暮らしていた人たちも「フクシマ世代」になるのです。
 もちろん、海も汚染されています。チェルノブイリの事故では見られなかった海の汚染は、日本が世界ではじめて体験する事態です。それも、海の恵みに育まれて生きてきた日本人にとっては、深刻なものになるはずです。
 そうしたことを知って欲しくて、事故直後からずっと時間をかけて取材を続けてきた現実を一冊の本にまとめました。

 本が出ます。ぼくの書いた本です。ノンフィクションです。是非、手にとってみてください。

フクシマカタストロフ カバー・帯

〈詳細はこちらから〉

大罪

「あいつは絶対、そのうちノンフィクションを捨てて、小説家を名乗りはじめる。山崎豊子じゃないけど、俺の書いたものはノンフィクションじゃなくて、小説でした、って絶対に言いはじめる。だって、普通に読んだら書いてあることが嘘だってわかるでしょ」
 数年前にあるテレビ局の幹部に言われたことです。それなりの地位にある人は、ちゃんと見ているものですね。
 〝あいつ〟は別として、その予言は的中します。
 今週発売のある週刊誌の書評欄に彼の最新刊が紹介されていて、著者自身がこれまでのようにノンフィクションではなく今回は小説の仕立てにしたことを語っています。
 売れりゃあなんでもありなんでしょうが、そうなると以前に発表した作品が怪しくなってくる。
 そもそも、この人の以前の作品は、よりにもよって森達也という人が『A3』というトンでも本(その理由はこのブログでも紹介しています)で、講談社ノンフィクション賞を受賞してしまったときに、いっしょに候補作としてあがっていて、その時の選考会で同じ選考委員から内容の信憑性をぼろくそに指摘されて、選考から漏れた経緯があります。(だったら、どうして森達也なんて人の出鱈目本に賞を授けてしまったのか、本当に疑問です!)以前から、彼の作品の中味について、その信用性に疑問を抱く関係者が多かったことは事実です。当時から講談社のなかにもいたくらいです。
 いまさら書評に取り上げるというのも、どうでしょう?
 週刊誌がやたらに攻撃するテレビの業界の人たちですら、見抜いていたのですから。

 そういえば、よりにもよって森達也という人のトンでも本に賞を与えてしたまった選考会の司会進行役だったムック本の編集長。それからしばらくして、講談社の週刊誌『週刊現代』の編集長にまでなるのですが、つい先日、その職を解かれていました。随分と中途半端で短い任期だったなあ、と思っていたら、年頭に年賀状が届いて、広報に異動したことが書かれていました。おやおや、これは……!?

 そう、編集長といえば、興味深いことがひとつ。集英社の文芸誌『すばる』の編集長が石原慎太郎元東京都知事の小説掲載を拒んだことが報じられていました。「あなたは差別論者だ」とはっきり言って、小説掲載を拒否したそうです。
 いやあぁ〜、気概のある人はいるもんだなぁ、と関心はしたのですが、その一方でとっても残念に思えてならないことがひとつ。
 同じ集英社が主催する開高健ノンフィクション賞の選考委員にどうしていまだに森達也なんていう人が加わっているのでしょうか。
 ノンフィクションといいながら、嘘や盗用を平気でやってのけてしまう人が!
 さすがに佐野眞一という人が「ハシシタ事件」を引き起こしたあとには、「自分の原稿もチェックできない人間が他人の原稿などチェックできない」とかで、同賞の選考委員を降りていますが、いまだにこんな人物が居座る理由がわからない。ノンフィクションで事実にないことを書くというもっとも犯してはならない大罪をやってのけているのに。
 石原慎太郎のことを「差別論者」として筋を通したのなら、ここでも筋を通すべきでしょう。
 そうじゃなければ、ただ単に石原慎太郎を嫌って差別しただけのことになっちゃう。
 そういうことに気付かないのかな。



復刻『青ちゃん新報』平田信公判 爆弾&火炎瓶事件審理はじまる! 2014年1月24日

復刻!青ちゃん新報2電子版


 平田信被告の公判が、今日も東京地方裁判所第104号法廷で開かれた。が、午前10時の開廷からわずか37分で終了。
 この日から、爆発物取締罰則違反事件(オウムを擁護したとしてこのあととっても苦労した宗教学者Sさんのマンションに爆弾を仕掛けた事件)、火炎瓶取締法違反事件(南青山にあったオウム真理教東京総本部道場に火炎瓶を投げ込んで『なんどいってもわからない麻原彰晃死ね』という扱き使われる信者の本音のような嘘のような書き置きを残して逃げてきた自作自演事件)の審理がはじまり、検察側、弁護側双方の数通の書証の取り調べが行われただけだった。
 仮谷事件については、井上嘉浩死刑囚が証人出廷した際に、再び審理されるのだろうけど、随分とあっさり済んじゃったな。
 平田信被告の場合は仮谷事件に「致死罪」が入っていないから、争点にはならないのだろうけど、かつてのオウム裁判ではこんなことまで取り調べられていた。
 いまからちょうど17年前の東京地裁第104号法廷の模様が、本誌で既報されている。今日は、それを再録しようと思うけど、それにしても、いまこの誌面をあらためて見返してみても、教団は仮谷さんに本当に酷いことをしたんだなあ、とあらためて考えさせられる。遺族が「逮捕監禁致死」であって「殺人」でないことに納得がいかないも無理はない。教団は仮谷さんを殺したに等しい。


『青ちゃん新報』1997年1月22日号
(※画像はクリックすると拡大します!)

『青ちゃん新報』1997年1月22日号




復刻『青ちゃん新報』中川死刑囚出廷!童貞野郎に激昂!裁判所のセクハラを訴える!

復刻!青ちゃん新報2電子版


 公判終了後から『報道ステーション』に呼ばれておりましたので、当日は配信ができず、といって、これが特に報じることもないのが、正直なところ。そこで、あれやこれや思うところも含めて、本日の配信です。

異例!中川智正死刑囚出廷!!
相変わらずの飄飄、饒舌は健在
 21日、東京地方裁判所第104号法廷で、平田信被告の裁判が開かれた。
 ここに目黒公証役場事務長拉致事件(仮谷事件)の共犯とされる中川智正死刑囚が出廷した。
 この中川死刑囚、教団においては教祖の主治医とも呼ばれ、「法皇内庁」長官の役職に就いてからは、「教祖やそのご家族の身の回りの世話をしていた」(中川証言)というが、松本サリン事件の他の共犯者からは「教祖に女性信徒をあてがう、やり手婆」と酷評されたこともある人物。
 その教団の中枢にいた人物が証言したことといえば……って、ここからテレビや新聞は一夜明けた22日に至ってまで、中川死刑囚が語った仮谷事件の全貌を報じているのだが、もうそんなことはいまから十数年も昔に法廷で語られ、散々報じられてきたことばっかり。つまり、十数年間の報道を繰り返し、焼き増ししているだけのこと。むしろ、時間が経ったことで中川死刑囚も忘れちゃったことのほうが多いことは、本人も認めるところで、いまさら新しいこともあるはずもない。
 結局のところ、みんなどこか勘違いしている。
 オウム裁判が再開されたことで「オウム事件の核心に迫れるのか!?」とか「果たして新事実は!?」なんていった論調の煽り報道が乱舞しているけど、早い話が平田被告というのは20年近く遅れてやってきた刑事被告人というだけであって、それもいってみれば見張り役程度の小さな存在。国松警察庁長官狙撃事件の関与が疑われ、特別指名手配されていたから目立っちゃったけど、起訴された事件はもう他の裁判で事実認定も済んでいるもの。共犯者が語る事件の内容だって変わっているはずもなければ、新事実が出てくる可能性だって極めて低い(変わっていれば、それこそたいへんだ!)
 ただ、死刑囚が証人として裁判所に出廷してくるのが、極めて異例で、そこに、この日の最大の注目点があったはず。
 外部との接触のない死刑囚が、死刑確定後にどんなふうに変化しているのか、かつての様子と違いはあるのか、まして刑の執行を待つだけの死刑囚の言動を耳にする機会なんて、これまでなかったのだから。
 だから、事件の内容を語るのに、大きな違いなんて出てくるはずもない。
中川智正 21日、平田信公判に出廷した中川智正死刑囚。傍聴席からその姿は確認できなかった。

〝やり手婆〟中川、
〝童貞〟野郎に激昂する!

 ただ、この日の中川死刑囚の証言で斬新だったのはふたつ。
 ひとつは、井上嘉浩死刑囚について触れたときのこと。拉致された仮谷さんは教団施設に連れて来られて、麻酔薬で眠らされたまま、ちょっと中川死刑囚が現場を離れて戻って来たら、死んじゃっていた、というのがこれまでの裁判での認定事実。中川死刑囚も一貫して証言しているし、その場面を直接知っているのは、中川死刑囚しかいない。
 ところが、井上死刑囚ときたら、仮谷さんは薬を打たれて故意に殺された、といまさらながらに言いふらしている、というのだ。
 そう書いてある井上死刑囚から遺族にあてた手紙を、2011年10月下旬に見せられたという中川死刑囚はこの場を借りて憤慨。

「井上くんが自分の責任でいうことであれば、なにを言っても構わないと思うし、私がどうこういうことでもない。だけど、その手紙にも井上くんは『ご遺族のために真実を語る』と書いてあったけど、私は、これはないんじゃないかな!と思いました。刑事裁判だけでなく、ご遺族は民事裁判も起こされて、私も井上くんも呼ばれて、そこで証言している。ご遺族は、その後少なくとも井上くんと2回、私と3回接見していて、その最後が2011年の10月下旬でしたけど、そこでその手紙を見せられて、ご遺族のためと胸を張っていうことじゃないけど、それに威張っていわないと真実にならないのかも知れないけど、これは、ご遺族のためと井上くんが思っていることと逆のことになる、それでいいのかな、井上くんも考えてほしい」

 事件現場でもやたらに仕切りたがってしゃしゃり出て、他人のことにも口を挟んでいた〝俺が〟〝俺が〟気質の井上死刑囚が、相変わらす裁判終了後も調子に乗って出しゃばり、あることないことまくし立てて混乱させていることに、猛烈に腹が立ったのだろう。中川死刑囚はもう涙声だったから。
 いまもそんなことをやらかしていたとは、ちょっと驚き。
 自分をヒーローに飾り挙げたくて黙っていられない井上死刑囚の本質はなにも変わってないんだろうな。この間の月刊誌に掲載された手記もそうだったし。弁護人が主張したような稚拙さはそのまんま。
 そういえば、井上死刑囚は公判中に、「ぼくは童貞ですから!」と胸を張って証言していたけど……って、ことはそのまま拘置所の中で生涯を全うしていくことになっちゃうのか……。大人になりたくてもなれない、というのが本当のところなのかも知れない。

地下鉄サリン事件の実行役・横山真人死刑囚の公判で〝童貞〟を暴露した井上嘉浩死刑囚
井上嘉浩

 まあ、もっとも井上死刑囚の言い分も聞いてみなければわからないし、中川死刑囚にしても、入信動機に神秘体験を挙げて、「犬の声が人間の声に聞こえた」「ワンワンワン『ご主人様が大好きです』(と聞こえた)」なんて証言していた人物。どこまで信用していいのやら……。

発覚!拘置所内での密談
 それともうひとつ、この日の証言で驚かされたこと。身内以外外部との接触は基本的に禁止されるはずの死刑判決確定後の拘置所で、中川死刑囚は意外な人物と会っていることを明らかにした点だ。

弁護人「家族以外に会っている人はいますか」
中川「はい」
弁護人「誰ですか」
中川「アメリカのテロ対策の専門家。国連のテロ対策の技官です」

 さすがにここで裁判長が口を挟んだ。

裁判長「弁護人!その質問は、どういう関連があるのですか」

 なるほど、そりゃあ、米国から頼まれればNO!とは言えないよね。全然外部との接触は断たれてないじゃん。あれ?ひょっとすると、その関係もあって、刑の執行は延びているのかしら?
 法廷では死刑囚の心理的影響を考慮してとかやらで、証言台の周りには傍聴席からの視線を避けるように、遮蔽版が置かれているし、入退廷もアコーディオンカーテンを引いて姿を一切見せない徹底ぶり。
 しかも、死刑囚の登場ということだけで、透明の防弾アクリル版を傍聴席との敷居に設置するという厳重警備。
 ……でも、ちょっと待ってくれ。
 いったい、どこの誰が死刑囚を襲うというのだろうか。命を狙ったところで、いずれその命は奪われる運命にある。
 あるいは、死刑囚の命を救おうとした奪還計画の恐れでもあるのか?でも、誰がそんなことをするの?いまのオウム真理教の関連団体に、そんなことを引き起こす力なんて、あるのか?
 それとも、死刑反対の人権派弁護士や市民団体が死刑囚を救出する?その為に、テロ行為に及んで人を傷つけ、殺す。人権派が?
 考えてみると、防弾アクリル板の意味がまったくわからない。
 この日と同じ、東京地裁第104号法廷で行われた日本で最初の裁判員裁判を傍聴取材したことがあったけれど、あの時に裁判員制度反対の人たちが傍聴席から急に「裁判員制度反対」の奇声を上げていたように、大きな声を上げたほうがよっぽど死刑囚の心理に影響する〝テロ行為〟になるような気がする。
 そうなれば、遮蔽版だって意味がなくなる。
 いや、むしろこの日の中川死刑囚は、法廷に響く証言の声だけだったけれど、最初のうちこそ緊張はしていた様子も、そのうちいつもの饒舌調に。〝1〟訊かれたら〝10〟答えるように、かつての中川と変わらず楽しそうに答えていた。
 米国だが国連だかの技官と接触はしているし、それどころかこの日の尋問に「平田くんが出頭してこれで刑の執行はしばらくないなと思った」旨の証言をしているほど。心理的影響を考慮する必要があるの?
 本質がよくわからないまま、ここでもどこか勘違いしている気がする。

きゃあぁー!気持ち悪い!
裁判所のセクシャルハラスメント
司法のパワーハラスメント
胸を触るな!○○が立つだろ!
お尻を撫でくりまわすなよ!イヤらしい!

 そう、勘違いといえば、裁判所の対応はもっと酷い。
 入廷前の傍聴人に対するボディチェックが酷すぎる。
 国際空港でもやらないほどに、傍聴人の体中をまさぐる。
 襟足からはじまって、男性が男性の両胸から両脇、両腕、ベルトの内側に手を入れたかと思うと、背後に回ってお尻を両手でなでまし、股下から足首までを両手で挟んで撫で下ろす。それも、とてもイヤらしく。まるで全身のボディラインを掌で確かめるように。気持ち悪いったらありゃしない。
 もうこれはホモ・セクシャルハラスメント。そうでなければ、司法によるパワハラだ。
 某朝日新聞記者曰く「あれこそ人権侵害だよ」。
 いったい、なにをそんなに怖れているのか。
 テロ対策だとしても、前述のようにその理由がよくわからないし、あるいは傍聴席からの盗撮や盗聴を怖れてにしても、ここまでやるのは異常だ。
 米国同時多発テロ直後のニューヨークJFK国際空港でもあそこまではやらなかった。新宿の2丁目だって、ノン気相手にあそこまではやらない。人権軽視も甚だしい。
 裁判所職員も、本当にゲイの趣向がない限り、あそこまでやりたくてやっているのではないにしても、これに理由を尋ねたり、文句を言ったらきっとこう答えるだろう。
「上からの指示ですから」
 それって、オウム信者が上から言われるままに非合法活動、犯罪行為に手を染めていった、と言い訳するのと同じことだ。
 それくらいに本質を見失って、行われている行為は酷い。
 一般市民の司法参加として裁判員裁判ははじまり、この平田信被告も裁判員裁判で審理されているけど、このやり方はあまりにも一般常識を逸脱して破廉恥だ。
 いま、最高裁判所の判事にまでなった大谷剛彦という人は、1995年に一連のオウム裁判がはじまったときの東京地裁の担当者で、傍聴券の抽選や入廷時の様子などをちゃんと現場に降りてきて、目で確認していた。
 今回も責任者が降りてきて、この異常事態を目視で確認すべきだ。
 どうも、オウム裁判というだけで、必要以上にみんな舞い上がっちゃって、勘違いして、本質を見失っている気がする。
 なにか、どこかがおかしい。



復刻『青ちゃん新報』嗚呼!あの頃となにも変わらない……当紙既報の現実に迫る!2014年1月20日

復刻!青ちゃん新報電子版


 1月20日、東京地方裁判所では平田信被告の公判が今日も行われた。法廷には目黒公証役場事務長拉致事件(仮谷事件)の現場指揮役とされる中村昇服役囚(松本サリン事件などで無期懲役)が出廷し、同事件について証言した。……でも、その証言内容も口調も相変わらずだなぁ〜という印象。検察官も弁護人も、もっとうまく整理して尋問すればいいのに、なんだか重複と誘導の連続(はっきり言えば、へったクソ!)。裁判長も時折「もう、だいぶ訊いていますからね」なんていう、時間を気にした注意を連呼。疲れるばっかり。当の中村証人は気持ちよさそうに答えていたが、以前と唯一変わった点として、自身の一審、二審裁判では持ち続けていた「教祖(麻原章晃こと松本智津夫死刑囚)への帰依がなくなった」ことだとか。20年近くの月日が変えたものって、それだけ!?
 そこで、かつての中村昇服役囚の証言の模様を、我が『青ちゃん新報』は次のように伝えていたので、本日はそれをそのまま復刻掲載します。中村証人の人となりもよくわかるでしょう。(……それに当紙の原点も!)
 発行日は1996年11月12日。仮谷事件について、およそ18年前、裁判ではこんなことを強引にやっていたのでした。(見返してみると、ちょっと虚しくなる……)
 なお、当時は掲載が許されても、現在ではいかがか?と思われる部分は、自主規制しております。あしからず。

『青ちゃん新報』1996年11月12日号
(※画像はクリックすると拡大します!)
『青ちゃん新報』1996年11月12日


 まあ、こんなものでしょう……。





復刻『青ちゃん新報』紙オムツ焼却事件発覚! 怒濤の同窓会法廷スタート! 2014年1月17日

電子版青ちゃん新報2復刻!


 今朝のワイドショーを見ていると、どこもかしこも昨日の平田信初公判を取り上げていた。そのなかに、青沼陽一郎氏の数日前のブログでも登場する〝オウムに詳しい〟とされる弁護士さんが登場しているものがあった。彼は平田信被告が罪に問われている目黒公証役場事務長拉致事件(仮谷事件)について、番組内でこう述べていた。
「もっと早くに仮谷さんの事件が解決していれば、地下鉄サリン事件は起きなかった。それだけ重要な事件」だって。……あのさぁ、地下鉄サリン事件の発端は、仮谷事件で教団施設に一斉家宅捜索が入ることが知れたところから、捜査の矛先を変えるべく慌ててサリンを生成しはじめたことにある。そんな解説、どうしたって無茶だろう! もういい加減に周りが気付いてやれよ! テレビに出したら不味いだろう! これじゃあ事件の風化どころか劣化が進んじゃう。
 その仮谷事件も含めて、平田信被告の公判審理は今日も進んだ。この日から、かつての朋友すなわち元オウム信者たちを招いての証人尋問がはじまった。
 ……が、その実態は審理というより、まるで同窓会。

怒濤の同窓会法廷スタート!
一番手はあの人の恋人

 午前10時。開廷間際に傍聴席からの視線を妨げるように、証言台に遮蔽の衝立が設置される。法廷内の証人の出入り口からこの衝立までもパーティションで仕切られ、まったく証人の姿を見ることができない。やがて、はじまる証人尋問。声からして女性であることはわかる。でも、いったい誰だ?
 そのうち、主尋問に立った検察官が、この証人が元オウム信者であることを確認し、そして「あなたのホーリーネームは○○○でしたね?」と訊ねて、ようやくこの人物の特定ができる。裁判所も本名を名乗らせず、かつての教団で使われていたホーリーネームで人定するなんて、ちょっとこの裁判もヘンだ。
 もっと傍聴人にも適正に公判手続きが進められているか、証拠を見せろ! チェックをさせろ! と、言いたくなる。
 この女性、かつて中川智正死刑囚と交際関係にあり、彼といっしょに教団へ入信、出家した人物。教団では、土谷正実死刑囚らのサリン生成の手伝いをしたことから、殺人予備の罪に問われて実刑判決を受けている。だけど、もうその契機もとっくの昔に終えて、いまは一般社会人として暮らしている。
 久々に聞く彼女の証言は、年月を重ねたせいか、とても斬新に聞こえる。
 彼女の証言の要旨は、仮谷事件が発生した直後の平成7(1995)年3月初旬こと。当時、彼女の生活していた第1サティアン3階の自室の窓から、外にある焼却炉を見てると、かつての恋人・中川智正と平田信被告が車を横付けして、なにかを焼却しているという。そこに違法性や犯罪性を見て取ったのは、部署が違うはずの中川と平田信がいっしょにいることが不思議に思えたことと、
「普通は焼却炉にゴミを放り込むとそのまま立ち去るのに、燃えるまでずっと見守っているから」
 なるほど、説得力がある。では、なぜ彼女は3階の窓からずっと焼却炉を見ていたか、というと、
「私のワークとして、第1サティアンから出た紙オムツを燃やすワークがある。人に見られないように燃やせ、といわれていたので、いつも周囲に人がいない時になるべく燃やす。だから、焼却炉に人がいないか確認するために見ていた」
 紙オムツ!? 人に見られず焼却処分する?

紙オムツ事件発覚!?
 ひょっとして、薬物イニシエーションに使ったオムツのことか、と思っていると、そうではなかった。
「第1サティアンに子どもがいることは伏せられていて、ばれてはいけない。紙オムツを燃やすときは私も燃え尽きるまで付き添う」
 で、この第1サティアンというのが、実は、
「教祖と正式に結婚していない女性たちとその間の子どもたちが生活する場所として使われていました」
 だから、子どもの存在も紙オムツの存在もばれてはならない。
 一説によると、正妻以外にサッカーチームができるほどの子どもがいた、というが……。
 紙オムツを燃やすのも教団の重要機密シークレットワークだった、ということ。
 中川も中川なら、かつての恋人も、いったいふたりで牽制しながらなにやってんだ!?
 教祖も教祖で、子どもの紙オムツの処分にもびびっているなんて。

中川智正 仮谷事件をはじめ、地下鉄・松本両サリン、坂本事件に関与した中川智正死刑囚

 この女性、かつての教祖の第一印象について、
「正直、むさ苦しいオッサンだな、というのが第一印象」
 そして、麻原章晃のことを最終的に凄いとも思わなくなったきっかけが、
「自分でサリンを作っていてヘンな話なんですけど、松本サリン事件が起きたときに、ヴァジラヤーナの教えというのがあって、この教義に従ったら殺人も肯定できる、だけど教団はヴァジラヤーナの教えに基づいてやったのではなく、一切を沈黙したんです。教団で、自分でサリンを作っていることわかるし、現実に起きたことと、教祖の言っていることかけ離れていると感じて、なんなんだろうと。その後、省庁制ができて、第1サティアンの部署に移されて、なにもないところで存在すら隠されている子どもたちの世話をして、あ、そういうことか、と。認識として、自分の都合のいいようにあらゆることを教義で語っていたんだな、いつか真実が明らかになればいいという感覚が出てきた」
 そして、
「自分の子どもですら責任をとれない人が、なんに対しても責任はとれないだろうな、と感じていた」
 と、きっぱり。それでも教団を出て行こうとしなかった理由について、
「居場所がないと思っていたから」「誰かを頼って出て行くと、その人に迷惑をかけると思っていた」
 サリンを作ったことについても、
「これが自分に与えられている仕事。それさえすればいい。あとのことは計り知れない能力や知恵を持っている人が判断することだと」
 近隣住民に迷惑をかけることについても、
「常識を考えるとヘンだし、まわりに迷惑だろうと、自分の中で葛藤があっても、周囲を見渡すとどうも辛いという人がいなくて、平然とした人がいる。何でだろうとまた葛藤する。自分の修行が足りないことだからと考えると葛藤が消えて、自分自身が楽になった。あー、もうこれでいこうと思ったんです」
 うーん……なんだか実社会、会社組織にあってもありそうなことのような気がするのは、気のせいかな。それともオウムだけが異常な空間だったのか。

 そこへ裁判員のひとりが訊いた。(これが裁判員のオウムに関する最初の質問だった!)
「あなたは教祖のことを、むさ苦しいオッサンの印象があったといいましたね。なのに出家したのはなぜなのですか?」
 その答え。
「当時、交際していた中川さんが出家を決意して、私はモヤモヤした気持ちがあって、仕事も面白くなってきていて、辞めたくないという気持ちもあって、中川さんに『独りで出家してください』と言ったんですけど、すると教祖や幹部と呼ばれる人たちがやって来て、『あなたがグズグズしているから、中川さんが出家できない。困るじゃないか』と言われて、私は普段の生活をしたい、でも私が足をひっぱていると言われるのも辛くて、それで〝エイ!やあ!〟と出家してしまった、それが正直なところです」
 やれやれ……。このおよそ2か月後に中川死刑囚は坂本事件に関与していくのだが……。

 平田信に逃走資金1000万円を渡したのも彼女。
 その彼女はもう十数年も前に刑期を終えて社会復帰。旧姓も変わっているのかな?
 一方の平田信被告は、1000万円の逃走資金からはじまって、17年の逃走生活を経て、いま法廷に立たされている。
 そして、今日、ふたりが再会している。彼女の発言も歳月の積み重ねがそう言わせるのか。

「助けて!助けて!助けて!」
その時、仮谷さんは3回叫んだ!

 午後になると、こんどは松本サリン事件や仮谷事件の実行役だった中村昇が出廷。無期懲役の服役中ながら、饒舌口調は相変わらずのもの。
 ここも20年近くを経ての再会。19年前の事件を語る。
 まあ、それにしてもあらためて証言を聞き直すと、拉致現場の様相は壮絶だよな。若い男たちが集団で60代後半の男性を目黒通りで車に無理矢理押し込んじゃうんだから。横断歩道をワゴン車が横付けで塞ぎ、スライドドアが開いたと思えば、仮谷さんは背後から抱きつかれて路上に倒される。それでも男たちが担ぎ込んじゃうんだから。
 中村証人は、平田被告に拉致の説明は事前にしている、というし、平田被告は聞いてないと主張するし……。
 まるで同窓会のような裁判は、どんな結末を迎えるのだろうか。

かつてのナカムラ服役囚。中村昇いまは頭を丸坊主にしていた。



(佐木さんも見ててくれるかな……?)


復刻!『青ちゃん新報』平田信初公判! 2014年1月16日(木)

復刻!青ちゃん新報電子版


平田信公判はじまる!!
 オウム裁判再開へ

 1月16日午前11時。東京地方裁判所第104号法廷で、元オウム信者にして特別手配犯だった平田信被告の初公判が開かれた。
 久しぶりのオウム裁判の再開。最後にこの104号法廷でオウム裁判を見たのも、麻原章晃こと松本智頭夫の死刑判決以来か……(最近では、この同じ法廷で小沢一郎元被告が無罪判決を受けたのを見聞したのが最後だった)。
 その同じ法廷で平田信被告が裁かれる。だが、以前とはまったく違う様相を呈していた。
 まず、被告弁護側と検察官の位置が違う。麻原裁判でも、小沢公判でも、傍聴席から見て右側が被告弁護側、左が検察側だったのに、左右が入れ替わっている。理由はよくわからない。
 そこに被告人が入って来た。逮捕時とはうって変わって頭は短く刈り込まれていて、細くて長い印象のカラダに……あ!ネクタイをしている!黒いスーツに、さわやかな水色のネクタイ!そう言えば小沢さんもこんなネクタイをしていたような、ホリエモンも同じネクタイだったな。水色が104号のブームなのかな……いずれにしても、拘留中の刑事被告人がネクタイ着用なんて、以前はなかったこと。そして、手錠を外されると、なんと弁護人と同じ席に並んで座るではないか!以前だったら、弁護人の前の被告席に着いたものを!
 と、いうのも、裁判員裁判がはじまってから、裁判員に予断を与えさせない為に、そうした措置がとられるようになった。同じ理由で、腰縄、手錠も裁判員が入廷する前に外される。
 そう、この裁判は裁判員によって裁かれる。かつてはなかった制度。言い換えれば、オウム事件がはじめて一般市民によって選ばれた裁判員によって、裁かれるのだ。どんな結末が待っているのか、そこにも注目が集まる。
 そして、そこに裁判員が入廷してきた。さあ、どんな裁判員の顔ぶれだろう……。あ!そこでまた驚かされた!


裁判の注目は、なんと言っても
〝女性〟だ!

平田信
ヒラタ被告 


 裁判員も若いと事件を知らない世代が混じることになるだろうから、どんな判断を示すのか、そこに注目だなあ〜なんて思っていたら、もっと違うことに驚かされた。
 女性ばかりだ。法衣を纏った3人の裁判官は全員が男性だったが、6人の裁判員のうち1人だけ男性で、あとの5人は全員が女性。
 しかも、後列に並んだ補充裁判員2名も女性なのだ。圧倒的に女性の占める割合が高い。
 う〜ん……これは、推測するにおよそ2ヶ月におよぶ裁判員としての拘束に、辞退する人たちが続出したことによるのでは?(辞退者が続出したことはちゃんとした新聞報道にあった。)2ヵ月も休みを取れる会社や、放っておける仕事も、そうはないだろう。いや、ここに並んだ人たちだって、仕事の都合をつけて尽力しているのかもしれないけれど、これだけ女性の比率が多いのも偶然だろうか。これも長期化する裁判員裁判の弊害か。
 いや、そればかりではなかった。
 実は、訴追する側の主任検事も女性ならば、被告人を弁護する側の主任弁護人もこれまた女性だったのである!それも、裁判員対応なのか、宝塚歌劇団のようなしゃべりで意見陳述をする弁護士さんで……。
 つまり、平田信を裁く……というより、オウム事件の最初の裁判員裁判は、メインキャストのほとんどが女性で埋め尽くされていることになる!
 まあ、よくよく考えてみると、男性ばかりで刑事裁判が進行してきたことも、これまたちょっとおかしなことだったのかも知れないけど。麻原裁判は12人の弁護団からはじまって男性ばかりだったしね。
 それにしても、これだけ女性が多いというのも特筆に値する。
 ここに死刑確定者(井上嘉浩、中川智正、林泰男)がやってくる異例の展開がまっているのだから。そう言えば、一審で井上に無期懲役の判決を書いたのも、確か女性の裁判官だったような……。ちょっと注目。


もっと、証拠を見せてくれ!

 その女性たちに見守られて、平田被告が罪状認否に立った。まあ、とりまとめていうと、仮谷事件については、共謀はなく幇助に留まること。爆弾事件については、無罪。火炎瓶事件については、起訴状の通り、争わない。そういうこと。
 それから早速証拠調べと証人尋問に。
 その証拠の中に、昭和63年2月にNHKが当時の宗教ブームを取り上げた『おはようジャーナル』という番組の中に、当時の井上嘉浩と平田信が映っている映像があったのに、なぜか法廷の大画面では上映せず。裁判員だけに開示。音声だけが法廷に響く。ちぇっ!見たかったのに。公判なんだから、もっと見せろよ!……と、言いたくなる。
 この日は、被害者仮谷清志さんの長男・仮谷実さんが出廷。拉致される4日前の状況から証言。仮谷清志さんの妹がオウムに出家を迫られ、全財産のお布施を求められていたことから、家族で相談をしたこと、誰かに尾行されていたこと、なにかあったら警察に相談するように手紙に残したこと、などを証言。
 そして最後に、被害者参加制度でこの裁判に臨んだことを問われると、こんなことを話していた。
「私も少し法律を学んだ人間として、罪を憎んで人を憎まず、ということを思っています。私の父も法律に携わり、同じ考えでした。平田被告は逃亡していても、十何年……17年か、事件に関与していたとしても17年間追われ続けているのは苦しいものがあるのでは。遺族という立場を除いても、私たち遺族と通じるものあるのでは。平田被告の出頭状況をみても、自ら出頭しないと逃げおおせるものと私も思っていた。その中で出頭してきた。償いの意識あったのかと認識している。平田被告から真実をすべて速やかに語られることを期待しています。和解金のそれ以上を求めるものでもない。名声を求めるものでもない。裁判をいたずらに引き延ばすでもない。ただ、真実を知りたい。それだけです」
 閉廷後、手錠をはめられ法廷を去る間際、平田被告は検察側の席に座った仮谷実さんと目をあわせ、そのまま小さく頭を下げていた。



(勝手な転用、引用、盗用を禁止します。特に森達也さん!)

平田信公判にあたって

 先週発売された『文藝春秋』2月号に、
 オウム信者で死刑判決が確定している井上嘉浩死刑囚の手記が掲載されています。
 相変わらず、ヒロイスティックで自己心酔型の見立ては抜けきれていないよう。
 もっと教団内ではやりたい放題、教祖に取り入ることにも懸命で、逮捕されてからは嘘の供述で自己保身に走っていた側面など、お首に出さない。
 もっとも、こうしたところが、〝稚拙〟であり、高校時代に出家して社会経験を積まなかった〝少年〟のままの人格が犯した罪であるとして、弁護側はいわば「少年犯罪」を主張。
 そんな幼い側面も見越して(というより取り込まれて)、一審判決では無期懲役。
 だけど、彼の果たした役割は大きかった。直接殺人事件に手を下さなかったとはいえ、それもうまく経ち振る舞って実行犯を避けていたし、人を使って〝やらせる〟ことばかりで〝ずるい〟性格は、他の信者からも嫌われていたし、そんなところを見透かされて、仰々しい謝罪の言葉も、被害者からは嫌悪されてもいたし……。
 だいたいリムジン謀議で最初に地下鉄に薬品を撒けばいいと発案したのも、地下鉄の詳細な路線図を用意して実行犯に計画のダメ出しをしていたのも、彼だったはず。
 事件の評価からすれば、二審の死刑判決は正しいようにも思います。
 そうした観点を抜かして、一方的に犯罪者の言葉を掲載するのはいかがなものでしょう。
 寄稿した人も、対象者をヒロイスティックに取り上げることのうまい人ですから、こうした書き方になったのでしょうが、VXを「VXガス」と表記するような初歩的なミスもあったし、よくわかっていないのかも。
 もっとも、もう十数年前に一審判決の出る井上死刑囚の手記を巡って、あれやこれや裏での争奪戦のあったのも事実ですが……まあ、いまさら、これはないんじゃないかな。せめて彼の稚拙な一面にも触れておかないと、井上死刑囚の偏った印象だけを与える。

 そして、いよいよ明日から平田信の公判がはじまります。
 井上死刑囚も証人として出廷します。死刑囚が証人として出廷するのも異例です。
 報道も増えるのでしょうが、そこにかなり嘘もある。
 一昨年、平田信の出頭にはじまって、菊地直子、高橋克也の逮捕で、一気に高まったオウム報道の中で、
 〝オウムに詳しい〟としてテレビ出演していた弁護士なんて、平気で嘘や出鱈目を口にしていましたから。
 むしろ、弁護士としての立場のほうが危ういほど。
 一例を挙げると、ある夕方の報道ニュース番組のなかで「高橋克也は大幹部」「逃走支援者はたくさんいる」と発言していたのには度肝を抜かれました。

 その当時、ぼくもテレビ番組に呼ばれて解説のコメントをしていたのですが、
 前日から仕込みをしていた番組で、放送当日になってこの弁護士さんといっしょに出演して解説してくれ、と依頼されたことがあります。
 さすがにそんな虚偽を並べ立てる方との共演は御免被りたいので(だって、横で事実と違うことを発言したら、それをぼくが訂正しなければならなくなる。そんなの番組がかえって混乱するし、黙って見過ごすことも立場上できないでしょう)、だから、はっきり断ったら、
 そうしたら、こんどはぼくのほうが疎まれて干されてしまいました。
「面倒臭い奴は嫌われる。便利な奴を使いたいのがテレビ」
 関係者からそう言われました。
「だけど、それでいいのかな? 報道機関として、事実と違うことを伝えて」
 他の関係者からはそう言われました。
 後日、この番組でこの弁護士さんが単独で出演して解説をしていましたが、
 まあ、それも嘘八百! 驚きました(いまもそのときの内容を詳細に批判できます。あまりに酷いから、メモを残しておきました)。
 もっとも、いまこの番組はありません。視聴率の低迷で、番組は終了しています。
 そんなものかも知れませんね。
 だけど、この弁護士さんの発言は酷すぎるものがあります。

 また平田公判とオウム裁判の再開で報道の熱も上がるのでしょうが、
 どうなるのでしょう?
 もちろん、ぼくも取材者として参加しますが……。


プロフィール

あおぬまよういちろう

Author:あおぬまよういちろう
【青沼陽一郎】
「ジャーナリスト」(週刊文春・週刊新潮)と呼ばれたり、
「ノンフィクション作家」(週刊現代)と呼ばれたり。
 日本文藝家協会・会員名簿には「作家・ジャーナリスト」とある。
 著書に『池袋通り魔との往復書簡』『オウム裁判傍笑記』(小学館文庫)『食料植民地ニッポン』(小学館)『裁判員Xの悲劇』(講談社)『私が見た21の死刑判決』(文春新書)『帰還せず-残留日本兵六〇年目の証言-』(新潮文庫)など。
 映像ドキュメンタリーに『虚像の神様〜麻原法廷漫画〜』シリーズ。

ぜぜ−ひひ【是々非々】
 よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。
「 是を是とし非を非とす る、之を知と謂い、是を非とし非を是とする、之を愚と謂う」『荀子』修身より

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR