復刻『青ちゃん新報』地下鉄サリン事件から19年。『麻原法廷漫画』平田信編 ついに完成です!

復刻!青ちゃん新報2電子版

 地下鉄サリン事件から19年。
 いったいあれから何が変わったのか!?

 『麻原法廷漫画』平田信編が完成です。
 17年の逃亡の末に出頭。今月7日に、裁判員裁判の判決が下った平田信被告。
 そこで見えて来たオウムの正体……。
 放送は3月23日(日)14:00 フジテレビにて!

 作画はもちろん!『青ちゃん新報』主筆です!


出頭時の平田信オウム特別手配犯
平田-2


法廷での平田信被告
平田-1



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備忘録までに

 オウム真理教の出家信者たちは、自分たちの置かれた環境が、なにかおかしい、と思ったときに、それでもそこから抜け出せなかった理由として、
「辞めても、居場所がないと思っていた」(中川智正といっしょに入信・出家した女性元信者/2014年1月17日証言)
「おかしいと思っても、出家した自分の判断が間違いじゃなかったと信じたかった」「出家生活の8年間への思いがあった」(平田信/被告人質問より)
 今回の裁判だけでも、そうした発言が飛び出しています。
 もっとも、どちらも組織を離れ、裁きの場に立たされたからこそ、言えることなのかもしれませんが。

 オウムという組織は、ある意味で、実社会へのアンチテーゼにして映し鏡だったのかもしれません。

 これまで、自分のしてきたこと、カラダを張ってきたことが、間違いであったことを思い知らされたとき、ぼくはいま死と破壊について考えています。

櫻井よしこの虚実

 いよいよ3年『フクシマ カタストロフ』フクシマ世代

櫻井よしこも真実をゆがめている
 今朝の『産経新聞』の一面に、「真実ゆがめる朝日報道」として、櫻井よしこさんが寄稿されていました。
 なるほど、ここに書かれていることはその通りかも知れません。
 ですけど、櫻井よしこさんは、ここに書かれている朝日新聞と同じ過ちを犯しています。
 『週刊新潮』で600回近く続く彼女の連載コラムの中で、スラヴティッチという街を取り上げたものがありました。チェルノブイリ事故のあと、約50キロの地点に建設されたものですが、同女史は福島の再興を引き合いに、この街を「子どものための夢の町」と持ち上げていました。
 とんでもない話です。
 ここは「夢の町」どころか、原発事故処理のために急造されたもので、予算不足から造成も途中で断念。事故現場とは直通電車で結ばれ、しかも街中では低線量被曝による心臓疾患を引き起こしてバタバタと住人が倒れていく、むしろ悲愴な町なのです。
 よほど、安倍晋三さんがお好きなのでしょうけど、福島復興に関連して、こんな嘘を書き連ねては、それこそ大問題です。
 産経新聞紙上で櫻井さんが主張するように、「メディアは事実関係の特定に力を注ぐべきだ」と思います。
 ですが、明らかにそれができてない。
 原発汚染問題については、この事例に限らず、彼女こそが真実をゆがめています。
 根拠は現地を歩いてきたこの本の中にあります。




フクシマカタストロフ カバー・帯 http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163900148
プロフィール

あおぬまよういちろう

Author:あおぬまよういちろう
【青沼陽一郎】
「ジャーナリスト」(週刊文春・週刊新潮)と呼ばれたり、
「ノンフィクション作家」(週刊現代)と呼ばれたり。
 日本文藝家協会・会員名簿には「作家・ジャーナリスト」とある。
 著書に『池袋通り魔との往復書簡』『オウム裁判傍笑記』(小学館文庫)『食料植民地ニッポン』(小学館)『裁判員Xの悲劇』(講談社)『私が見た21の死刑判決』(文春新書)『帰還せず-残留日本兵六〇年目の証言-』(新潮文庫)など。
 映像ドキュメンタリーに『虚像の神様〜麻原法廷漫画〜』シリーズ。

ぜぜ−ひひ【是々非々】
 よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。
「 是を是とし非を非とす る、之を知と謂い、是を非とし非を是とする、之を愚と謂う」『荀子』修身より

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