資金9億円!密かに膨張するオウム真理教

 ベルギーの首都ブリュッセルの国際空港と地下鉄で当時爆破テロが起きました。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出しています。
 そのISへ参加しようとした日本人がトルコ南部で拘束されたことも報じられています。

 そんな中、いま店頭に並んでいる『サンデー毎日』の今週号に、オウム真理教について書いています。
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/backnumber/2016/04/03/

 『サンデー毎日』といえば、最初にオウム真理教の問題を追及したキャンペーンを張った週刊誌。そこに寄稿させていただけるとは、思ってもみませんでした。
 そこで書いていますが、現在のオウム真理教の資産は8億9000万円!公安調査庁が今年1月に公表しています。
 しかも、この1年足らずで1億円も増やしています。
 組織として〝体力〟を取り戻してきた証です。
 かつて、オウム真理教が地下鉄サリン事件をはじめとするテロ事件を起こせたのも、豊富な資金があったからです。
 9億円もの資金をなにに使うのでしょうか。

 『サンデー毎日』では触れていませんが、これに関連して、ネット上に地下鉄サリン事件の被害者、遺族を中傷する書き込みがあります。
 『Yahoo!知恵袋』に投稿されているものです。
 ぼくも誹謗されています。
 それよりも、遺族を「バカ女」呼ばわりする書き込みは許せません。
 この書き込みは、明らかにオウム信者でしょう。
 とても危険だと思います。こうしたところでも〝体力〟を取り戻しています。
 他国で相次ぐ無差別テロに恐怖する、その前に自国のテロ組織を見直す必要があるのではないでしょうか。

 以下に、そのサイトと、そこに書かれていることをそのまま引用しておきます。
 Yahoo!も、よくこうした書き込みを放任したものです。


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13125090703


Yahoo!知恵袋

アーナンダ正悟師 オウム真理教諜報省長官井上嘉浩さんの裁判で遺族の娘が井上...

agjnatさん2014/3/1918:41:53
アーナンダ正悟師

オウム真理教諜報省長官井上嘉浩さんの裁判で遺族の娘が井上さんに向かって「お父さんを返して!返して!」とわがままを言います。
このバカ女
井上さんが言い返せないことにつけこんで言いたい放題でわがままだと思いませんか?
井上さんが可哀想です。


ベストアンサーに選ばれた回答

m29steamlonewolfさん 2014/3/2011:56:33
それは、
というかそのような事はどの殺人事件の刑事裁判でもよくある事だから取り立てて何か言う程の事ではないのですが、

青沼陽一郎
というヘボジャーナリストが
自分の名前を売るためにそういう事を演出がけて宣伝したのです。

こいつ、
オウムバブルのジャーナリストの一人で、
森達也氏にイタイところを突かれている。
結局アンタらはオウムの悪口で儲かっているだけだ、
だから私が客観的な立場でオウム側のちょっとでも理解をするとヒステリックに叩いてくる。

青沼ら
→我々はオウムの仕事で他の仕事を犠牲にした

これは典型的な詭弁。
事件当時ならともかくとして、
ジャーナリスト、特にフリーなら取材する仕事の内容は選べる。
嫌ならオウムは忘れて別の取材をすればいい。
オウムでいつまでも食えると判断したから青沼らはオウムに自ら拘っただけ。

更にこいつ、
生意気に暴露ナイトとかいう番組で勿体ぶって話をしてたが、
麻原は公判中に寝てたとか、
そんな誰でも知ってたような事ばかり。

その女性はサリンを作った土谷の手を切断して欲しいと言ったという。
そのような典型的な劇場型女性のセリフは、
青沼らのような安っぽいジャーナリストはおいしいネタになる。
こういう感情型のセリフを小売りにしていくのが
青沼みたいな三流ジャーナリストの手口。

取材内容や発言に中味が無い。
スポーツ新聞の一面のように内容が薄い。


スポンサーサイト

ここまでやるか!? 産経新聞の虚報と偏向報道の実態!

産経新聞の1面記事の虚報

 これは、先月28日の産経新聞の1面に掲載されていた記事です。
 ネット上に掲載されていたので、転載します。

【福島第1原発事故 5年目の真実(5)】
http://www.sankei.com/affairs/news/160228/afr1602280008-n1.html

 ここに、福島県での小児甲状腺がんの調査と結果について、こういう記述があります。

 放射線は、それほど危険なレベルだったのか。
 原発事故では、飛散した放射性ヨウ素を甲状腺に取り込むことで発症する子供のがんが懸念される。このため福島県は18歳以下の38万人を対象に検診を実施。167人を甲状腺がん(疑いを含む)と診断したが、「事故の影響は考えにくい」との見解を示した。


 この記事には明らかに誤りがあります。誤報です。

「38万人」へ「検診を実施」してはいません。もっと、少ない対象人数から「167人」の甲状腺がん(疑いも含む)が見つかっているのです。

 同県の甲状腺検査は、「先行調査」と呼ばれる1巡目の検査が2014年3月末までに終わって、同年4月から「本格調査」とされる2巡目に入っています。

 この1巡目で検査を受けたのが、300476人。
 事故当時18歳以下だった調査対象者(正確には、平成4年4月2日から平成23年4月1日までに生まれた人)は367685人。受診率は81.7%。

 2巡目の検査では、事故後1年の間に生まれた子ども(平成23年4月2日から平成24年4月1日までに生まれた福島県民)も含めて、調査対象者を381261人としていますが、2015年12月31日までに実際に受診したのは236595人です。受診率は62.1%です。

 おそらくは、2巡目の調査対象者の「38万人」からひっぱってきたのかもしれませんが、実際に検診を受けている人数ではありません。数万、十数万単位の違いがあります。

 明らかに水増し報道です。虚偽の報道です。

 因みに、
 1巡目で甲状腺がん(疑いも含む)とされた子どもが116人。
 2巡目では51人。短時間でそれだけ増えています。

 さらに、記事はこう続きます。

 一般に子供の甲状腺がんは100万人当たり1~3人とされ、福島の発生率は大幅に高いように見える。しかし、国立がん研究センターの津金昌一郎・社会と健康研究センター長は「放射線の影響よりも過剰診断による多発の可能性が高い」とみる。
 甲状腺がんは進行が遅く、治療が不要なケースも多い。厳密すぎる検査をした結果、治療が不要なものや、通常は見つからない小さながんまで症例として報告されたためという。


 過剰診断は、福島県が否定しています。
 昨年8月31日に開かれた第20回「県民健康調査」検討委員会に、「手術の適応症例について」という文書が提出されています。
 文書の作成者は、鈴木眞一福島県立医科大学附属病院甲状腺内分泌外科部長です。
 この中で、2015年3月31日までに、外科手術を施行した104例中97名が福島医大甲状腺内分泌外科で実施され、そのうち1例は術後良性結節でしたが、残りの96例につき検討した結果、
「術後病理診断では、(中略)リンパ節転移、甲状腺外浸潤、遠隔転移のないものは8例(8%)であった」
 としています。つまり、症例の92%はがんの「転移」や「浸潤」があった、というのです!
 もうこの時点で、治療が必要であることは間違いがなく、過剰診断は否定されています。

 むしろ、過剰診断だとしたら、それこそ、切らなくてもいい甲状腺を切っていたことになります。
 すでに昨年末までに甲状腺がんとされた117人の子どもたちが切除手術を受けているのですから、大問題です。
 それこそ、新聞が取り上げるべきものでしょう。


「ウチは原発推進派だから」

 以前に、同紙から「取り上げる内容はなんでもよい」といわれて書いたぼくのコラムが、「ウチは原発推進派だから」とはっきり言われ、掲載を見送ったことがあります。
 その前に書いたものは、「ウチはTPP賛成派だから」という理由で、ボツにされました。

 そのことは、このブログでも書きました!以下に詳しいです。
http://aonumazezehihi.blog.fc2.com/blog-entry-122.html

 いくら原発推進派とはいえ、ここまで嘘を書いたり、偏向した報道をするものでしょうか。

 ぼくには、「38万人」という数字も、意図的に水増ししているように見える。
 それで、甲状腺がんの発症は少ない、と読者に思い込ませようとしているように見える。

 朝日新聞を攻めるどころか、まるで戦時中の新聞のようです。


国会でわたしの書いたことがそのまま取り上げられた!

衆議院予算委員会で……

 面識のない国会議員さんから、先月末にツイッターでフォローされたので、いったいどういうことだろうと思っていたら、
 先月29日の衆議院予算委員会で、ぼくが『サンデー毎日』の連載「TPPの罠」の第1回で書いたことが、そのまま質問されていました。

サンデー毎日「TPPの罠」
http://mainichi.jp/ch151283663i/%EF%BC%B4%EF%BC%B0%EF%BC%B0%E3%81%AE%E7%BD%A0

衆議院インターネット審議中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=45548&media_type=fp

 重徳和彦議員(改革結集の会)が質問しています。
 牛肉の成長促進ホルモン剤。
 豚肉のラクトパミン。
 質問で掲げられたパネルをみれば、ダブルスタンダード(二重基準)どころか、「一国二制度」であることに国会議員さんたちは気が付かないのでしょうか。

 〝『サンデー毎日』に載っていた〟〝青沼陽一郎が書いていた〟くらい言って欲しかったところですが、
 挙げた声が響くことがなにより重要です。
 安倍さんの頭にも入ったことでしょう。

 因みに、安倍さんが抱えるお腹の病気は、日本では家畜伝染病予防法による法定伝染病なのに、米国では農場に蔓延しているヨーネ病(ヨーネ菌)が原因ではないか、という学説もあります。ヨーネ菌は乳製品となって、日本に入ってきています。
 これもダブルスタンダードのひとつです。

 今日の参議院予算委員会では、紙智子議員(共産党)がTPPと農業について質問していたけれど、日本の農業をどうするのか、というより、日本の食料政策をどうするのか、これからどうやって日本の食料を維持するのか、といったことを徹底して議論したほうがいいように思います。
 TPPは、その根幹に関わる問題です。

 いま、『サンデー毎日』では「TPPの罠」の連載を休止しています。
 そのかわり、「フクシマ・カタストロフの5年」という東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故についての連載をしています。
 できることなら、その第1回で取り上げた福島県の小児甲状腺がんの多発についても、質問して欲しかったな。
 それも、明日発売号で最終回です。
 それから、「TPPの罠」の連載を再開する予定です。


 TPPについては、こちらのWeb連載も本格化しています。

小学館|BOOK PEOPLE 「侵略する豚」
http://bp.shogakukan.co.jp/


プロフィール

あおぬまよういちろう

Author:あおぬまよういちろう
【青沼陽一郎】
「ジャーナリスト」(週刊文春・週刊新潮)と呼ばれたり、
「ノンフィクション作家」(週刊現代)と呼ばれたり。
 日本文藝家協会・会員名簿には「作家・ジャーナリスト」とある。
 著書に『池袋通り魔との往復書簡』『オウム裁判傍笑記』(小学館文庫)『食料植民地ニッポン』(小学館)『裁判員Xの悲劇』(講談社)『私が見た21の死刑判決』(文春新書)『帰還せず-残留日本兵六〇年目の証言-』(新潮文庫)など。
 映像ドキュメンタリーに『虚像の神様〜麻原法廷漫画〜』シリーズ。

ぜぜ−ひひ【是々非々】
 よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。
「 是を是とし非を非とす る、之を知と謂い、是を非とし非を是とする、之を愚と謂う」『荀子』修身より

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR