『日曜討論』での森達也の大放言を認めたNHKと「特任教授」にしている明治大学の為体とテロ支援ジャーナリズム

 全国放送のNHK『日曜討論』はお笑い番組なのか!?
 ……とも思いましたが(そう思って納得したほうが、精神衛生上、遙かに楽でした)、20日放送の出演者の肩書きと発言があまりにも看過できないので(一両日考えました)、意見させていただきます。
 森達也という人が出演していました。
 肩書きは「映画監督」「明治大学特任教授」です。
 この日の番組のテーマは「テロ」について。
 もう、こんな人物をキャスティングした時点でNHKがいかにお粗末か、番組視聴者の中には直感した人も少なくはないと思いますが、
 敢えていえば、森達也という人は、「ISと対話はできる」「努力が必要」「信じている」なる発言をしていました。
 この森達也という人、『創』という雑誌の今年7月号に、弁護士の滝本太郎さんとぼくのことについて、批判するコラムを投稿しています。
 これについて、滝本太郎さんが反論原稿の掲載を申し出たところ、編集部はもとより、森達也がいっしょになって、これを拒否しました。
 批判コラムの巻末には「気付かなかったなどと言い訳されないように、本誌は滝本・青沼両氏に送ってもらう」とあり、この掲載誌をわざわざ滝本さんとぼくのところに送りつけてまでいるのに!です。反論を拒んだのです。
「対話はできる」なんて、全国放送を通じて嘘を公言しているのです。

反論掲載を拒否する森達也と『創』の存在に値しない浅薄さ
http://aonumazezehihi.blog.fc2.com/blog-entry-138.html

 次に、この人はテロの擁護者です。と、いうより、冷静に分析できるような能力も持ち合わせていません。
 なぜなら、我々がずっと抗議、主張しているように、いわゆるオウム事件、それも地下鉄サリン事件について、『A3』という自著の中で「弟子の暴走論」を主張しているのです。

 連載初期の頃、一審弁護団が唱えた「弟子の暴走」論について、僕は(直観的な)同意を表明した。二年半にわたる連載を終える今、僕のこの直観は、ほぼ確信に変わっている。ただし弟子たちの暴走を促したのは麻原だ。勝手に暴走したわけではない、そして麻原が弟子たちの暴走を促した背景には、弟子たちによって際限なく注入され続けた情報によって駆動した危機意識があった(『A3』単行本485ページ)


 つまり麻原無罪論。麻原一審弁護団に同意して確信しているのですから。

 これが正常な判断でしょうか?
 この論説には数多の虚偽あるとして、滝本さんと藤田庄市さんといっしょに抗議しているのです。

※抗議文と経緯についてはこちら!
http://aonumazezehihi.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

 まして、オウム裁判なんてたったの1回しか観ていません。
 その1回の傍聴取材でも正確に事実を把握できていません。
 取材ができないのか、それとも意図的に歪曲しているのか、どちらかです。

 そして、彼がいっしょになって、滝本さんの反論掲載を拒否する『創』という雑誌は、「夏期実践講座」と称しながら、お金を取って受講者をオウムの後継団体である「ひかりの輪」の上祐史裕代表に引き合わせています。
 それも向かうのは、千歳烏山の住民運動の続いている場所です。

http://www.tsukuru.co.jp/masudoku/kouza/kakijissen.html

 こうした彼らの言動をみていると、意図的なテロ擁護論者にしか見えないのです。

 まして、〝嘘八百〟〝捏造のオンパレード〟と称しても過言ではない著作を世間にばらまき、批判対象者を挑発しながら反論を拒否するような人物を「特任教授」としている明治大学。
 彼の専門はなにかと調べてみると、「ジャーナリズム論」でした。
 明治大学では、「ジャーナリストは嘘を付いてもいい」「相手の反論なんか認めない」と学生に教えているのでしょうか。
 反論をさせないということは、民主主義の根幹にも関わる重大な問題です。
 そういえば、明治大学には学生に司法試験問題を教えてしまった法学部の教授がいましたが、そんな程度の「教授」しかいないのでしょうか。

 そして、こういう奴こそ、真っ先に戦争に走る。
「戦争には勝てる」「信じている」
 現状も取材せずに、妄言だけを吐き捨てる。
 精神論と希望的観測だけで戦争を論じる。
 かつて戦争に突き進んだ日本の指導者たちとまったく同じ思考です。
 歴史に学ばない愚か者の典型。
 NHKも同罪です。戦争をしかけたいのでしょうか。

 NHKも、こんなことでよくも受信料徴収なんて、できたものです。
 責任の所在を明確にすべきです。

 どうも、NHKは、テロとオウム事件に甘い。
 菊地直子に東京高裁で逆転無罪判決が出たとき、21時台の報道番組の女性ジャーナリストを招いての解説も酷かったし、
 あるいは、前にもこのブログで書いた「未解決事件シリーズ」の虚偽報道。

酷い!NHK「未解決事件シリーズ」の虚偽報道
http://aonumazezehihi.blog.fc2.com/blog-entry-40.html

 甘いというのは、事実に基づいていない、ということです。

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プロフィール

あおぬまよういちろう

Author:あおぬまよういちろう
【青沼陽一郎】
「ジャーナリスト」(週刊文春・週刊新潮)と呼ばれたり、
「ノンフィクション作家」(週刊現代)と呼ばれたり。
 日本文藝家協会・会員名簿には「作家・ジャーナリスト」とある。
 著書に『池袋通り魔との往復書簡』『オウム裁判傍笑記』(小学館文庫)『食料植民地ニッポン』(小学館)『裁判員Xの悲劇』(講談社)『私が見た21の死刑判決』(文春新書)『帰還せず-残留日本兵六〇年目の証言-』(新潮文庫)など。
 映像ドキュメンタリーに『虚像の神様〜麻原法廷漫画〜』シリーズ。

ぜぜ−ひひ【是々非々】
 よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。
「 是を是とし非を非とす る、之を知と謂い、是を非とし非を是とする、之を愚と謂う」『荀子』修身より

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