『週刊現代』の捏造報道について

 今週発売の『週刊文春』(7月21日号)に、

【「『週刊現代』医療記事はねつ造だ!」取材先から抗議噴出】

 という大きな見出しの記事が載っていました。
 『週刊現代』が7週続けて連載している医療関係の特集記事が〝捏造〟であることを指摘するものでした。
 その内容に、取材先からの不満や抗議が噴出しているそうです。

 現在の『週刊現代』の編集長というのは、かつて『僕はパパを殺すことに決めた』という著書の担当編集者だった人物。
 この本は、2006年に奈良県で当時16歳だった少年が自宅に放火して継母と異母弟妹の3人を殺害した事件を題材にしたものですが、その内容から少年の精神鑑定の内部資料が情報源になっていることがあからさまになって、鑑定医が秘密漏示の罪で起訴され、有罪判決を受けています。その取材手法が大きな問題になりました。

 個人的にも、以前は担当していただいたこともあったのですが、雑誌掲載企画を反故にされたり、トラブル処理を巡って人間性を疑うところがあって、距離を置いています。あの時は、酷い思いをしました。

 やはり同じ罪を繰り返すのでしょうね。
 さもありなん、というところです。

 実は、この編集長の夫人が『週刊文春』の編集部にいました。
 それが人事異動で編集部から抜けた最初の号で、この記事の掲載です。
 いろいろ事情があったのでしょうね。
 あまりのタイミングに、笑ってしまいました。

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プロフィール

あおぬまよういちろう

Author:あおぬまよういちろう
【青沼陽一郎】
「ジャーナリスト」(週刊文春・週刊新潮)と呼ばれたり、
「ノンフィクション作家」(週刊現代)と呼ばれたり。
 日本文藝家協会・会員名簿には「作家・ジャーナリスト」とある。
 著書に『池袋通り魔との往復書簡』『オウム裁判傍笑記』(小学館文庫)『食料植民地ニッポン』(小学館)『裁判員Xの悲劇』(講談社)『私が見た21の死刑判決』(文春新書)『帰還せず-残留日本兵六〇年目の証言-』(新潮文庫)など。
 映像ドキュメンタリーに『虚像の神様〜麻原法廷漫画〜』シリーズ。

ぜぜ−ひひ【是々非々】
 よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。
「 是を是とし非を非とす る、之を知と謂い、是を非とし非を是とする、之を愚と謂う」『荀子』修身より

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