チェルノブイリと福島第一ふたつの原発事故の意外な共通点

来月で3年!『フクシマ カタストロフ』フクシマ世代

全交流電源喪失!その時……
 日本人が知っていそうで、意外と知らないこと。
 チェルノブイリ原子力発電所の事故と、福島第一原子力発電所事故の共通点。
 福島第一原発の事故は、東日本大震災の津波によって、全交流電源喪失に陥り、原子炉を冷やせなくなったことが原因とされます。津波が施設内に押し寄せないことを前提にしていたので、まさかそんな状態になるとは想像もしていなかったのでしょう。全ての電源を失ってどうすることもできなくなった。
 ところが、チェルノブイリ原子力発電所の事故というのは、全ての電源を失ってしまったらどうやって原子炉を冷やすのか、その対策実験中に、人為的なミスによって、爆発事故を引き起こしたのです。
 まるで25年後の事故を予測したような皮肉な話。それでも20世紀、それも日本でいうところの昭和の時代に、旧ソビエト連邦ではそうした対策は練られていた。21世紀の平成の時代、日本の原発はその根本的対策ができていたといえるのでしょうか。
「フクシマの事故処理は適当ではなかった」
 結果からいうと、そういうことになる。
 フランスの専門家のひと言は手厳しい。



フクシマカタストロフ カバー・帯 http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163900148
 いよいよ!

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プロフィール

あおぬまよういちろう

Author:あおぬまよういちろう
【青沼陽一郎】
「ジャーナリスト」(週刊文春・週刊新潮)と呼ばれたり、
「ノンフィクション作家」(週刊現代)と呼ばれたり。
 日本文藝家協会・会員名簿には「作家・ジャーナリスト」とある。
 著書に『池袋通り魔との往復書簡』『オウム裁判傍笑記』(小学館文庫)『食料植民地ニッポン』(小学館)『裁判員Xの悲劇』(講談社)『私が見た21の死刑判決』(文春新書)『帰還せず-残留日本兵六〇年目の証言-』(新潮文庫)など。
 映像ドキュメンタリーに『虚像の神様〜麻原法廷漫画〜』シリーズ。

ぜぜ−ひひ【是々非々】
 よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。
「 是を是とし非を非とす る、之を知と謂い、是を非とし非を是とする、之を愚と謂う」『荀子』修身より

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