『中国食品工場の秘密』本日増刷!

『中国食品工場の秘密』緊急増刷です!
 よみうりテレビ『情報ライブ ミヤネ屋』に出演したのは、先月24日のこと。
 上海の食品加工工場の実態が地元放送局の潜入取材で報じられたことを受けてのことでした。
 その時に、宮根さんが手に取って紹介してくださった本。
 『中国食品工場の秘密』(小学館文庫)が、本日増刷となりました。
 地元メディアの報道が伝わってから、問い合わせが多かったようで、アマゾンでも「品切れ」になっていました。
 早ければ、今日から書店に並びます。

『中国食品工場の秘密』『中国食品工場の秘密』
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094082722

中国に依存する日本の食料
 上海の食品工場の実態が報じられてから、またしても、というべきなのでしょうか、雑誌媒体を中心に中国は毒食が氾濫している、と煽り立てるように報じています。
 ネズミの頭の入ったチャーハンが流通していた、汚染水が料理に使われた、ネズミの肉が串焼きになって売られていた……などなど。
 でも、もうそんなことは再三再四伝えられ(なかには悪意に満ちたものもある)、中国がどんな場所なのかわかっているでしょう。
 いま凝視しなくてはならいのは、では、どうして日本はそんな国に食料加工を依存しているのか。あるいは、食料を依存せざるを得ないのか。
 その現地で、日本の企業は食の安全を確保するためにどんなことをしているのか。
 日本人が知るべきは、その視座だと思います。

『中国食品工場の秘密』
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094082722

 驚くべきことに(と、いうよりぼくと編集担当者がいちばん驚いているのですが)、出版から6年後にしての増刷です。
 当時の中国毒ギョーザ事件(08年)を受けて執筆がはじまったものですが、
 やはり当時はティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』という映画が話題で、
 当初の企画では「青ちゃんと中国食品工場」という題名案も挙がっていました。
 冗談のようなホントの話なのですが、
 でも、これだけ中国の(そして、その他の国の)食品工場の内側を(それと、日本の食の現場を)見てきた人物もまずないと思います。
 是非、手に取ってみてください。
 そして、考えてみてください。
 日本人が直面している問題に。



 日本の食料事情については『食料植民地ニッポン』(小学館)に詳しいです。

『食料植民地ニッポン』
食料植民地ニッポン
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093897082




 そして、こちらもみなさんに知って欲しい物語です。
 世界の中の日本の位置づけがわかるかも知れません。

『帰還せず』
残留日本兵六〇年目の証言
『帰還せず』小学館文庫/帯なし
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784094060744
http://aonumazezehihi.blog.fc2.com/blog-entry-96.html




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プロフィール

あおぬまよういちろう

Author:あおぬまよういちろう
【青沼陽一郎】
「ジャーナリスト」(週刊文春・週刊新潮)と呼ばれたり、
「ノンフィクション作家」(週刊現代)と呼ばれたり。
 日本文藝家協会・会員名簿には「作家・ジャーナリスト」とある。
 著書に『池袋通り魔との往復書簡』『オウム裁判傍笑記』(小学館文庫)『食料植民地ニッポン』(小学館)『裁判員Xの悲劇』(講談社)『私が見た21の死刑判決』(文春新書)『帰還せず-残留日本兵六〇年目の証言-』(新潮文庫)など。
 映像ドキュメンタリーに『虚像の神様〜麻原法廷漫画〜』シリーズ。

ぜぜ−ひひ【是々非々】
 よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。
「 是を是とし非を非とす る、之を知と謂い、是を非とし非を是とする、之を愚と謂う」『荀子』修身より

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